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終声(パッチム)をもう少しみてみましょう。
이세영
CROSS GENEの長兄セヨンさん。
이 は母音で終わっているのでパッチムはありません。
세 も同じく母音で終わっています。
最後の 영 は ㅇ ㅕ ㅇ の子音+母音+子音の組み合わせです。
子音で終わっているのでパッチムがあります。
パッチムがあるということは母音で終わらないということです。
この音は、「漫画」の「ん」の発音と同じで、口を開けたままの「ん」となります。
김용석
マンネ(末っ子)のヨンソクはすべてにパッチムがあります。
김 は ㅁ
용 は ㅇ
석 は ㄱ
김はカタカナだと「キム」ですが、この表記だと日本語で発音すると「kimu」になります。
パッチムは子音で終わる音なので、「kim」の発音です。口を閉じたまま「サンマ」の「ン」のように発音します。
용は「ヨン」ですがセヨンさんの「ヨン」と挟まる母音が違います。
ヨンソクの方が少し口を丸めるような「ヨン」になります。
석は「ソク」と書きますが、「soku」とは言いません。
「ヨンソッ」というような感じです。
よく愛称で「ソギ」と呼ばれますが、韓国では名前の後ろに「야」や「아」をつけます。
야は名前が母音で終わる時なので、リーダーは年上の人から親しく呼ばれる時は
「원호야」(ウォノヤ)と呼ばれます。
子音で終わる時は아をつけます。
ヨンソクは용석아(ヨンソガ)と아がつきますが、タクヤがインスタで석이(ソギ)と書いていたのは、呼ぶ時は「ヨンソガ」で文中になると「용석이ヨンソギ」となるのです。
この時の「ガ」「ギ」の音ですが・・・
ㄱ ㄷ ㅂ ㅈ は次の場合に濁音化します。
- 母音にはさまれた時
- ㄴ ㄹ ㅁ ㅇパッチムのあとにつづく時
今回はその前に、석+아 となったので、連音化して서가という発音になります。
そうすると上の「母音にはさまれる」になるので「ㄱ」の音は濁って発音されます
同じように용석이は옹서기となります。
13分くらいのところでタクヤが「용석아〜」と呼んでます😊
また、年上の男性には「형」(ヒョン:兄さん)をつけて呼びますが、この時も子音で終わる時は이をつけます。
「세영이 형」
メンバーの話をよーく聞いてると「セヨンヒョン」ではなく「セヨギヒョン」と聞こえると思います。
この場合ㅇの音が2つ続くのですが영の下のㅇはパッチムなので先ほどの「漫画」の「ん」の音がありますが、その次の이のㅇは次にくる母音だけを発音する子音です(パッチムではありません)
なので、連音化した時は「ん」に「이」をつけた発音になります。
「セヨンイ」を声に出して言ってみると「セヨギ」に聞こえると思います☺️
韓国語の文字は
- 子音+母音
- 子音+母音+子音
があります。
日本語は「ん」以外は母音で終わるので、子音で終わる音にあまりなじみがないんですが、
この「子音で終わる」時に最後にくる子音を「終声=パッチム」と言います。
신원호
신 は ㅅ という子音と ㅣ という母音と ㄴ という子音でできています。
したがって、ㄴ がパッチムとなります。
日本語で書くと「シン」と2文字になりますが、ハングルでは一気に発音します。
「ん」は日本語の子音でもあるのであまり難しくはないですね^^
원호 まず 원 は ㅇ という子音(無声子音で母音だけの発音となります)と ㅝ という合成母音と ㄴ という子音でできています。ここでも ㄴ がパッチムです。
この音だけだと「ウォン」という音なのですが、その後ろに 호 がきています。
호 は ㅎ という子音と ㅗ という母音でできていて、これは母音で終わっているのでパッチムはありません。
ひとつひとつ読むと「ウォン」「ホ」ですが、英語のリエゾンのように連音化します。
ハングルはこの連音化する言葉がとても多いのですが、慣れるとその方が言いやすいので、ひたすら話して慣れましょう😊
원 호 は ㄴ のパッチムの後に ㅎ がきています。
ㅇ ㅎ が後ろにくる場合はパッチムが次の後の初声となりますので
원호 は 워노 ウォノ という読み方になります。
フルネームで言うときは 신원호 ㄴの次にㅇ 、ㄴの次にㅎ が続きますので
시눠노(シノォノ)というふうに聞こえます😊
韓国語を覚える最初のSTEPは、まず「反切表」という日本語の「あいうえお」の50
を覚えることが第一になります。
※1 口を大きく縦に開ける「ア」と「オ」の中間
※2 口を丸くして「オ」
※3 口を大きく縦に開けて「ヨ」
※4 口を丸くして「ヨ」
※5 唇を突き出して「ウ」
※6 口を横に引いて「ウ」
※1 口を広く開けて「エ」
※2 日本語の「エ」と同じ
※3 「イ」から口を広く開けて「エ」をひと息に発音
※4 「イ」と「エ」をひと息に発音
後半の合成母音は基本母音や合成母音を組み合わせて発音するので、ゆっくりひとつず つ読んでいくと「文字」として読めるようになります。慣れてきたら一気に発音するよ うにしていくと自然に発音できます。
ゴシックと明朝体だと雰囲気が違うので両方表記してみました
書きやすい方を真似して書いてください
子音と母音の 2 つだけの組み合わせが反切表ですが、この後は子音+母音+子音な ど組み合わせが増えていきます
書く時は声に出して言いながら書きましょう
これをコツコツ2〜3週間毎日続けてみましょう